Global Summit of Women in KL(その4)
最終日は、お待ちかねのロイヤルディナーです。
ロイヤルディナーのドレスコードはとても厳格でした。
イエローは王室の色で着用出来ません。ロイヤルブルーも王室が選んだ色でいけません。
また、イスラム教国ですので、肌を露出するドレスは禁止で、ロングドレス、ロングスリーブが推奨されました。
ドレスを選ぶのはとても大変ですので、私は日本の正装着物にすることにしました。海外でこそ、着物の威力は絶大です。サミットのおかげで私も着物を着る機会が増え、一人で着られるようになりました。着物を着るだけで日本人としての存在感も増しますので、たくさんの方に着物を着ていただきたいと思います。
マレーシアでは高貴な方が登場する際は、まさに鳴り物入りで、特別な楽器奏者に囲まれて、そろそろと登場されます。マレーシアでは、9州に王室があり、国王は互選で選ばれます。任期は5年で、5年ごとに新しい王が選出される珍しい国です。王宮は新しい建物で、観光客は中に入ることができません。
晩さん会では伝統的な舞踊が披露され、特に子供も含む若い踊り手が多かったのが印象的です。晩さん会場の外の廊下には、舞踊団が待機していました。気軽に記念撮影にも応じてくれました。
晩さん会は千人もの女性が集まり、世界中の民族衣装で着飾り、大変華やかでした。中央の通路で舞踊団の踊りが披露されたり、王様へ花をささげたりされました。お料理は典型的な西洋料理でした。
日本からは若い大学生も参加し、浴衣姿でしたが、日本をアピールするには十分でした。この貴重な経験を是非将来に生かしていただきたいと思います。
こうして充実した行事が詰まったサミットは閉幕しました。
あと二日はプライベートに観光して、帰国します。
一年に一度の楽しい休日です。この休日の間にインド人パートナーとの絆は深まり、また、一年ストールのビジネスに専念します。
素敵な仕事が見つかって、私は幸せ者です。