カシミールへの道(起業物語その1) –再就職1–
先日のインド出張記にはいろいろなご感想もいただき、大変有難うございました。
今日からは、専業主婦時代には夢にも思っていなかったインドカシミールへの
1人旅を思い出しながら、インドリームの起業物語を書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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大学卒業後、大手銀行の海外調査部に勤めたものの、あっさり2年で
結婚退職をしてしまいました。
40歳を目前に大学の後輩から突然外資系の会社での週2日の
アルバイトのお誘いをいただきました。
小3、小6、中2の3人の子供を持つ専業主婦で、PTAの要職にまさにつこうと
していた時期でしたが、急なお誘いをいただいたため、全てをお断りして、
仕事を始めました。
当時は35歳以上の専業主婦の再就職は非常に難しい時代でしたから、
ともかく第一歩を踏み出すことになんの躊躇もありませんでした。
最初の職場は外資系の投資顧問会社で、最新のボイスメールやアメリカ本社とのテレビ会議システム、
外資系の書斎のようなオフィスにも驚きました。
マックが初めて登場した時期でしたが、幸い機械には強い方でしたので、
マックを独学で習得し、簡単な事務をこなせるようになりました。
錆びついた英語力も再就職には欠かせないもので、仕事をしながら、勉強していきました。
まだインターネットもない時代ですから、仕事を辞めてからの15年間のブランクは
大きかったものの、ともかく職場環境の急激な変化を肌で感じ、なんとか追いつくことのできた1年でした。
しかし、当時は子供も小さく、フルタイムで働く勇気はなく、パートの仕事は結局1年ちょっとで終わってしまいました。