知っているようで知らない、手刺繡ストールと機械刺繍ストールの違いを解説します。

 

 

 

1.ストールの裏側

 

 

ストールの裏側で見るのが一番です。
機械刺繍の方が裏がきれいというのは、あまり気付かない点ですが、一番わかりやすいです。

 

直線縫いの部分も案外わかりやすいです。
特にインドの機械刺繍は、端の直線縫いは、結構曲がっています。
日本の職人でしたら、こういうところは完璧なんですが、国民性なのでしょうか。
真ん中の部分が良いのに、もったいないくらい、曲がっています。
インドの機械刺繍は、こういうところも鷹揚にみて、楽しむ必要があります。

 

2.立体感の違い

 

 

機械刺繍の糸は、ミシンに糸を通す必要があるので、細いです。
また、均一に綺麗に仕上がりますが、ペタッとしています。

手刺繡はふっくらとしていて、温かみがあり、立体感があります。
糸の色もこまめに変えられるので、微妙な変化も付きます。

 

3.綺麗と美しい

 

 

機械刺繍は最初はわっと驚くほどきれいなのですが、均一でずっと見ていられません。
手刺繍は、美しく、いつまで眺めていても、飽きずに眺めていることが出来ます。

一針一針の温かみの違いや、職人さんの技や魂が伝わってくるのでしょうね。

 

 

手仕事と長い時間が必要なので、手刺繍は高価なものが多いですが、
一生使えるものも多く、宝物になります。

そんな素敵な手刺繡ストールに、皆様も出会っていただきたいです(^^♪

 

蛇足ですが、インドの人は、日本人を見れば、なんでも手刺繡と言いがちですから、
こちらも気をつけましょう。

 

 

 

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